ダッシュボード
ダッシュボード管理が刷新され、「My Dashboards」「Shared To Me」「Shared By Me」「All Dashboards」に分類されました。所有者や共有状況も確認でき、探しやすく管理しやすくなっています。メトリックタイルでは積み上げ棒グラフに対応し、リソースごとの時系列データの重なりが解消されました。リスト可視化で使えるクエリは最大5件から10件に拡張されています。標準の「Inventory Overview」ダッシュボードには「Alerts Overview」セクションが加わり、ダッシュボード内でタブ切り替えもできるようになりました。
コアプラットフォーム
リソース詳細ページに「Logs」タブが追加され、リソース単位でログを確認できます。「Resource actions」の「View Logs」は廃止されました。リソースのプロパティを一括管理する「Resource Bulk Update Policy」が追加され、タイムゾーンなどを自動で割り当てられます。パスワードの最低文字数は14文字に引き上げられました。設定のバージョン管理とロールバックは、予算ポリシーに続いてメトリック、イベント、テンプレート、サイト、サービスマップ、SNMPトラップ、Syslogなどにも拡大しています。「My Profile」には最終ログイン日時が表示されます。UIは、パッチ管理やオブザーバビリティなどを中心に新デザインへ刷新されました。
モニタリング管理
Monitor Detailsレポートで、OracleとMSSQLのDBリソースにホスト名を含められるようになりました。カスタムメトリックとイベントは、依存関係チェック付きでUIから削除できます。メトリックタイルのPromQLでは、maintenance_state ラベルにより、スケジュールメンテナンス中のサンプルを含めるか除外するかを指定できます。
イベント管理
Inferenceアラートに、最初の相関アラートの時刻と経過時間が表示されます。エスカレーションポリシーのインシデント件名・説明には、リソースのドメイン属性トークンが使えます。インシデント説明に含める相関理由コメントの表示有無も選べます。V2のアラートポリシー画面には、クラシック画面へ戻る「Back to Previous Experience」リンクが追加されました。
ログ管理
ロケーション、国、グループ、環境、タグなどの属性ごとに、複数のログ保持ポリシーを設定できます。Log Explorerでは、Infinity Scrollingでのフィールド検索や、Basic QLとAdvanced QL間の相互変換が可能です。新しい標準フィールド log_size_bytes で、ログのデータ量を集計・可視化できます。ログ量の通知しきい値はMB/GB/TB単位で設定でき、通知のみで取り込みは制限されません。新設の「Usage Overview」ダッシュボードでは、取り込み量や検索状況を一元的に確認できます。ログのアーカイブ先として、AWS S3に加えてAzure Blob Storageも使えるようになりました。
インテグレーションフレームワーク
外向き通信用の「MCP Server」インテグレーションが追加されました。テナントあたり1つで、追加設定は不要です。
レポートアプリ
Availability Details Reportに「Availability by Resource Time Zone」が加わり、リソースごとのローカル時間帯で可用性を算出できます。Integration Activityレポートはステータスの複数選択に対応し、レポート生成の進捗率と完了見込み時刻も表示されます。Alert Listingで選べる属性は25から40に拡張されました。Metered Usageレポートには「Weight Ratio Table」タブが追加され、用語も「Metered Resource」に統一されています。Metric Insightsレポートでは、VMwareスナップショットの作成日を含められます。Executive Summaryは、パートナースコープで最大5クライアントまで同時選択できます。Asset Inventoryレポートにはインターフェース単位のAlias IPが加わりました。Network Backup Insightsでは、バックアップの試行回数、成功/失敗数、状態、直近の失敗理由が確認できます。
リソース管理
リソース一覧でリソースを選択し、そのまま一括操作できるようになりました。ResourceType、TimeZone、Owner、Make、Modelといったシステム属性も一括更新の対象です。Assign Attributesは一度に最大5属性まで指定でき、結果はSuccess/Failed/Partial Successで表示されます。
プロセスオートメーション
Timer Start Eventでタイムゾーンを指定できます。Platform Service Taskからインシデントを直接作成でき、入力フォームには検証機能が付きます。Find AlertsやFind Incidentsなどのタスクで時間条件を省略した場合は、直近7日間が自動で適用されます。
パブリッククラウド
AWSでは、Direct Connect Virtual Interface、Gateway Load BalancerとそのTarget Groupの検出・監視に対応しました。AWSメトリックストリーミングは直接HTTP取り込みに変わり、Kinesis Firehose用のCloudFormationテンプレートもUIからダウンロードできます。OCI/OCI Alloyでは、Queues、Vaults、Bastions、Internet Gateways、Service Gatewaysの5種類が追加されました。Alibaba CloudではPrometheusインスタンス、Function Compute、VBRに対応し、Azureでは約19種類のサービスが追加されています。Azure VMにアタッチされたディスクは、親リソースの依存関係タブに表示されます。Meraki SaaS連携では、Firewall WANアップリンクの状態・遅延・パケットロス、およびメモリ使用率が監視できます。
NextGen Gateway
MIBファイルをアップロードしてSNMPトラップ定義を作成・カスタマイズできる、セルフサービス機能が追加されました。Elastic Gatewayのスケールアップ/ダウンやリバランスの進捗は、UIで確認できます。ただし、リアルタイムの進捗表示はGateway 22.1.0以降でのみ動作します。
OpsPilot
自然言語でアラートポリシーやエスカレーションポリシーを変更できるようになりました。主な追加機能は以下の通りです。
クラシックゲートウェイ
Log Explorerのマルチテナントゲートウェイ設定が改善され、プライマリクライアントの指定や共有ゲートウェイプロファイルの紐付けがしやすくなりました。
SaaSアプリケーション
VMware VeloCloudのAPIトークンについて、期限切れ前にアラートを通知できます。通知の事前期間や繰り返し間隔も設定可能です。
トレーシング
トレース詳細ページでは、トランザクション種別によるスパンの色分けや、排他的処理時間の割合、サービス間呼び出しの下流時間が表示されます。Databaseページは、トランザクションクラス単位で分析できるようになりました。トレース管理のドキュメントは、Tracing v2 UIや自動計装ツール(AutoI)に合わせて全面刷新されています。
NCM
Network Backup Insightsに、バックアップ履歴や直近の失敗理由が表示されるようになりました(レポートアプリの項目と同内容)。
メトリクスエンジン
動的しきい値(Dynamic Threshold)のアラート定義がGAになりました。メトリック系列ごとの直近履歴からしきい値を自動算出して定期的に再計算するため、誤検知を減らせます。
NPM
Netflow Overviewページが刷新され、トラフィック量、フロー数、アクティブなエクスポーターのKPIカードや、期間比較が表示されます。履歴分析向けのバックエンドも強化され、7〜120日の期間で傾向やプロトコル構成、上位トラフィック要因を分析できます。
今後のリリース予定(2026年12月)
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