Opsrampのインテグレーションとはどのような機能ですか?
OpsRampのインテグレーション機能は、IT運用の効率化と自動化を支援するために、さまざまなツールやプラットフォームと連携することを目的としています。
OpsRampの運用監視対象に対するインテグレーションは、監視対象リソース(サーバ、ネットワーク機器、クラウドサービスなど)とOpsRampを連携させ、一元的な監視・管理を実現する仕組みです。具体的な機能は以下の通りです:
1. 監視対象の自動ディスカバリーとテンプレート適用
- Monitoring Integrations 2.0により、クラウドやオンプレのリソースを自動検出し、リソースの種類に応じた監視テンプレートを自動適用します。
- グローバルデータ管理ポリシー(DMP)で、適切な監視設定を自動で割り当てるため、手動設定が不要[1]。
2. 多様な監視対象との連携
- サーバ・OS(Linux、Windows)
- ネットワーク機器(SNMP対応)
- クラウドサービス(AWS、Azure、GCP)
- コンテナ・仮想化基盤(Kubernetes、VMware)
- SaaSアプリケーション(Office 365など)
- データベース、ストレージ、VoIP、Webサービスなど[2]。
3. イベント・メトリクス・ログの統合
- 各監視対象から収集したメトリクス、ログ、トレースをOpsRampに集約。
- アラートをAIで相関分析し、ノイズを削減(AIOps機能)[3]。
4. 外部ツールとの連携
- チケット管理(ServiceNow、Jiraなど)
- SSO認証(OneLoginなど)
- ネットワーク監視(ThousandEyesなど)
- WebhookやREST APIを使ったカスタム連携も可能[4]。
5. 運用自動化
- Runbook Automationで、特定のイベント発生時に自動対応。
- パッチ管理やリモートアクセス制御も統合可能[3]。
まとめると
OpsRampのインテグレーションは、監視対象の自動検出 → 適切な監視設定 → データ収集 → アラート管理 → 外部ツール連携 → 自動化という一連の流れをカバーします。