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Proxy通信トラブルシューティング一次対応ガイド

本記事は、Proxy(明示/透過)を利用してインターネット通信を行う環境において、 OpsRampAgent,OpsRampGatewayがOpsRampSaaSに接続できない といった事象が発生した際に、 お客様自身で実施可能な 一次切り分けを目的としたガイドです。

 

対象となる事象

  • OpsRampAgent, OpsRampGatewayがOpsRampSaaSへ接続できない

  • OpsRampAgent, OpsRampGatewayが「Disconnected」「Offline」になる

  • 一部拠点・一部端末のみ通信できない

  • Proxy配下のみで問題が発生する


0. 事前確認(必須)

まず以下を整理してください。

  • いつから発生しているか

  • 全ユーザーか、一部ユーザー/端末か

  • 直近で以下の変更があったか

    • Proxy設定変更

    • Proxy製品アップデート

    • 証明書更新

    • OSアップデート


1. Proxy利用有無の確認

確認ポイント

  • 対象端末は Proxy 経由通信か

  • 明示Proxy(ブラウザ/OS設定)か、透過Proxyか

確認方法(Windows例)

netsh winhttp show proxy

または

  • 「インターネットオプション」→「LAN設定」

 Proxy未使用端末で問題が再現しない場合、Proxy要因の可能性が高いです。


2. 通信要件とProxy制御の確認

Proxy環境では、以下の不一致が原因となることが多くあります。

確認ポイント

  • 宛先FQDNがProxyで許可されているか

  • IP固定前提の制御をしていないか

  • TCPポート443が制限されていないか

  • TLSインスペクション対象になっていないか


3. DNS確認

Proxy配下では DNS の違いが問題になるケースがあります。

nslookup target.fqdn

確認ポイント

  • IPが正しく返却されるか

  • 拠点ごとに異なるIPが返っていないか(Split DNS)

Proxyが解決するDNSと端末DNSが異なる場合、通信失敗の原因になります。


4. Proxy経由でのTCP疎通確認

Windows

Test-NetConnection target.fqdn -Port 443

結果の見方

結果 想定原因
Success Proxy経由TCP疎通OK
Timeout Proxyまたは境界FWで遮断
RST Proxy側で拒否

5. TLS / HTTPS通信確認

ProxyでのTLSインスペクションが原因となるケースを確認します。

curl -v https://target
openssl s_client -connect target:443

確認ポイント

  • TLSハンドシェイクが完了するか

  • 証明書エラーが出ていないか

  • Proxy独自証明書に差し替えられていないか

証明書エラーが出る場合、ProxyのSSL検査除外が必要な可能性があります。


6. クライアント依存切り分け

  • 別端末でも同様に発生するか

  • Proxy OFF(一時的)で通信可能か

端末依存の場合、ローカル証明書ストアやセキュリティソフトが原因のことがあります。


7. 一次対応時点での判断指針

以下のいずれかに分類してください。

Proxy設定/制御問題

  • Proxy経由のみ通信不可

  • Proxy OFFで通信可能

  • TLS / 証明書エラーが発生

ネットワーク問題

  • Proxy以前で通信不可

  • TCP接続自体が確立しない

その他の問題

  • Proxy経由通信は正常

  • ネットワーク疎通も問題なし

  • エージェント/アプリログにエラー


8. サポート問い合わせ時に共有いただきたい情報

スムーズな対応のため、以下をご共有ください。

  • Proxy製品名/バージョン

  • 明示Proxy/透過Proxyの別

  • 対象FQDN/Port

  • 実施した確認内容と結果

  • エラーメッセージ(あれば)


本記事の手順を実施後も解決しない場合は、上記情報を添えてサポートまでお問い合わせください。