Netenrichのプラットフォーム(Resolution Intelligence Cloud)における ActOns™とは
Netenrichのプラットフォーム(Resolution Intelligence Cloud)における ActOns™ は、監視システム等から送られてくる大量のデータやアラート(ノイズ)を分析・相関付けし、「セキュリティアナリストやIT運用担当者が今すぐ対処・解決すべき重要インシデント」 としてまとめたアクショナブル(行動可能)なインテリジェンス単位です。
用語集や公式の概念に基づき、その主要な特徴と役割を解説します。
1. ActOns™ の基本概念と役割
- ノイズの削減と相関分析: 単発の個別アラート(シグナル)をそのまま通知するのではなく、アソシエーションルールエンジンやAI/MLを用いて関連するイベントを自動的に相関(Correlation)させます。
- 「対応すべき単位」への変換: 数千から数万件におよぶ日常のアラートから「真にビジネスリスクとなる重要事象」だけを抽出・集約し、優先順位を付けた状態で分析官へ提示します。
2. ActOns™ の生成メカニズム
- シグナル(アラート)の取り込み: 統合されたセキュリティソリューション(Google SecOps/Chronicle等)やクラウドプロバイダー、監視ツールからアラート情報を取り込みます。
- エンティティおよびルールの照合: アラートに含まれる資産・ユーザー(エンティティ)やMITRE ATT&CKの戦術・技術情報を紐付けます。
- リスクスコアリングと生成: 影響度(Impact)や発生可能性(Likelihood)をもとにリスクレベルを分析し、単一または複数のアラート群を1つの ActOn として生成します。
3. アナリストにとっての主なメリット
- 調査の迅速化: 個別のアラートを1つずつ追う必要がなく、関連するエンティティや証拠データ、推論コンテキストが一所に集約された状態で調査を開始できます。
- SOC/IT運用の効率化: アナリストの判断を助ける「スコア」「関連するコンテキスト情報」「修復アクションの提案」が提示されるため、インシデント対処(MTTR:平均修復時間)が大幅に短縮されます。