OpsRamp SaaS Upgrade 2025.06-U1の作業は完了いたしました。
実施日時
- 2025年7月22日 19:30 - 23:00
アップデート内容
- アップデートの内容につきましてはOpsRampのドキュメントサイトに最新の情報が掲載されております。
Platform
- https://docs.opsramp.com/support/release-notes/2025-releases/platform-2025/platform-2025-06-u1/
 - 1. Dashboard- PDFタイルサイズの拡張により、レポートの表示モード時に情報がフルビジュアライズで表示されるようになりました。 - 2. Core Platform- カスタム属性に「Alert Tag」と「AuthZ Tag」フィールドが追加。Alert Tagはアラートのメタデータ強化やフィルタリングに、AuthZ Tagはログデータへのアクセス制御に利用可能です。ロール作成時にもAuthZ Tagを割り当てられ、チームごとのアクセス制御やデータ分離が容易になりました(最大5タグ/リソース)。 - 3. Resource Management- カスタム属性UIでフィルタベースの検索クエリによる動的なリソース割り当てが可能になり、手動作業を減らして効率的にリソース管理ができます。 - 4. Event Management- アラートブラウザで外部チケットIDの検索や表示が可能に。過去と現在のアラートコメントをまとめて参照でき、インシデント対応の効率が向上しました。 - 5. Log Management- 高度なクエリビルダーにsplitStringなどの関数が追加。ストリームエクスポートが複数エンドポイント対応、ログ正規化でTransform & Lookup機能が強化。RBACでAuthZ Tagによるきめ細かなログアクセス制御が可能になりました。 - 6. Tracing- トレースエクスプローラーが強化され、最大1000スパンのチャンク取得や並べ替えが可能になりました。 - 7. Reporting Apps- レポート失敗や完了時の通知設定が可能に。アセットインベントリレポートに「resource tier」列が追加され、リソースと課金の紐付けが容易になりました。 - 8. Public Cloud- 新たなAWSリージョン対応、Azure/GCPの自動サブスクリプション・プロジェクト検出とRescan機能追加。Office 365バックアップ監視強化、エージェントアンインストール時の操作性向上、クラウド監視のアラート再トリガー間隔の明確化など、多数のクラウド管理機能が強化されました。 - 9. Synthetics- シンセティック監視でRCA(根本原因分析)付きアラートやレスポンスコードのメトリクス追加、WebprobeのRCA更新通知機能などが追加され、監視精度と可視性が向上しました。 - 10. Service Maps- サービスマップ内ノードの検索機能が追加され、大規模なマップでも目的のノードを迅速に特定可能です。 - 11. Metrics Engine- アラート定義変更検知のしきい値をカスタマイズ可能になり、不要な通知を減らし、監視効率が向上しました。 
作業影響
作業時間内で以下の影響が想定されます。
- OpsRampSaaSを構成しているサーバのアップデート/再起動
- ブラウザのログインセッションが切断されます。Agent/Gatewayのセッションが再接続されます。
- 作業時間中、画面の処理速度の低下が起きる可能性があります。
アップデートに関するお問い合わせはサポートポータルよりお願いいたします。
 
          
