「2025.09-U1」のOpsRamp SaaSアップデートを実施する予定です。以下に、その詳細をご案内いたします。
実施日時
- 2025年10月9日 19:30 - 23:00
アップデート内容
- アップデートの内容につきましてはOpsRampのドキュメントサイトに最新の情報が掲載されております。
Platform
- https://docs.opsramp.com/support/release-notes/2025-releases/platform-2025/platform-2025-09-u1/
リソース管理
認証情報割り当て機能が強化され、フィルター条件や手動選択でリソースを柔軟に割り当て可能に。これにより、自動化された動的割り当てや個別選択が併用でき、管理が効率化されます。
ダッシュボード
サービスタイルではアップタイムや障害時間などのサービス健全性指標を時間やパーセンテージで表示でき、可視性とトレンド把握が向上。ドーナツグラフも絶対値表示が可能になり、データの直感的な解釈を支援します。
イベント管理
Service Desk設定で「Alert heal by incident」有効時、インシデントの解決やクローズ操作で関連するアラートが自動的にヒール(復旧)されるよう改善されました。
ログ管理
OpenTelemetry連携の認証方式がOAuth2からWebhookトークンベースへ変更。旧認証モデルは廃止予定のため、引き続きログ連携する場合は新方式への移行が必要です。
プロセスオートメーション2.0
ワークフロー作成時、個別タスクや全体ワークフローのテスト機能が追加。必要なトークン・変数入力の促進や、実行結果の即時表示により設計・検証が効率化されました。
トレーシング
カスタムビューのフィルターで「>」「<」が利用可能になり、柔軟な条件指定やデータの直接コピー・エクスポートが強化されています。
今後のリリース内容
Meraki機器の分類が刷新され、機種ごとのリソースタイプ(WLAN AP、Firewall、Switch)に再分類。従来「Other」扱いだった機種は新テンプレートが必要で、未対応の場合データ取得が停止します。また、Classic KB・Scheduled MaintenanceのUIが廃止予定となるため、最新UIへの移行が推奨されます。
作業影響
作業時間内で以下の影響が想定されます。
- OpsRampSaaSを構成しているサーバのアップデート/再起動
- ブラウザのログインセッションが切断されます。Agent/Gatewayのセッションが再接続されます。
- 作業時間中、画面の処理速度の低下が起きる可能性があります。
アップデートに関するお問い合わせはサポートポータルよりお願いいたします。
