「2025.05-U1」のOpsRamp SaaSアップデートを実施する予定です。以下に、その詳細をご案内いたします。
実施日時
- 2025年6月10日 19:30 - 23:00
アップデート内容
- アップデートの内容につきましてはOpsRampのドキュメントサイトに最新の情報が掲載されております。
Platform
- https://docs.opsramp.com/support/release-notes/2025-releases/platform-2025/platform-2025-05-u1/
 - 1. Dashboard- メトリクス検索の強化 
 インフラページから直接メトリクス検索が可能となり、リソースのパフォーマンスデータを迅速に抽出・比較できるようになりました。これにより、ダッシュボード上での可視化や分析がより柔軟かつ効率的になります。- 2. Resource Management- OpsQLによるリソースフィルタ・グループ化の拡張 
 OpsQLクエリに新たなフィールド(メンテナンスID、物理ロケーション、VMIDなど)が追加され、リソースの詳細なフィルタリングやグループ化が可能になりました。
 Windowsサービス名表示の改善
 Windowsサービスの表示が改善され、より分かりやすく管理できるようになりました。- 3. Event Management- 未割り当てインシデントの自動ヒール設定 
 アラートがヒール(解決)された際、未割り当て状態のインシデントのみを自動で解決する設定が追加されました。これにより、チームの運用フローに合わせた柔軟な対応が可能です。- 4. Log Management- ダッシュボードでの円グラフサポート 
 ログデータをダッシュボード上で円グラフとして表示できるようになり、視覚的な分析が容易になりました。
 高度なクエリビルダー
 新しいクエリビルダーにより、複雑な条件でのログ検索や分析が直感的に行えるようになりました。- 5. Reporting Apps- ユーザー・グループ割り当ての高度検索 
 レポートのユーザーやグループ割り当て時に、高度な検索機能が利用可能になりました。
 実行履歴・個別実行の表示
 レポートの実行履歴や個別実行の詳細が確認しやすくなりました。
 チケット詳細・カスタム属性検索の改善
 チケットの詳細やカスタム属性の検索機能が強化され、必要な情報に素早くアクセスできます。
 アセットインベントリ・モニタ詳細・メトリックインサイトの拡張
 資産インベントリやモニタの詳細、メトリックインサイトの表示・分析機能が向上しました。- 6. Public Cloud- AWS CloudFormationによる自動オンボーディング 
 AWSアカウントをCloudFormationテンプレートで自動登録できるようになり、オンボーディング作業が効率化されました。
 AWS CloudTrail Lakeのマルチアカウント・マルチリージョン対応
 CloudTrail Lakeのデータ収集が複数アカウント・リージョンに対応し、広範な監査が可能です。
 Cloud Appの機能強化
 クラウドアプリケーションの管理機能が強化されました。
 AWS自動テンプレート割り当て廃止
 不要な監視テンプレートの自動割り当てが廃止され、コスト最適化と運用効率化が図られました。
 クラウドアカウントID編集制限
 クラウドアカウントIDの編集が制限され、セキュリティと管理の一貫性が向上しました。
 VeloCloud連携強化
 VeloCloud環境でのインターフェース情報同期やエッジデバイスのロケーション自動取得が可能となり、ネットワーク管理がさらに強化されています。- 7. Deprecated Features- クラウド管理権限・旧テンプレートの廃止 
 旧来のクラウド管理権限や監視テンプレートが正式に廃止され、よりセキュアで効率的な運用環境が提供されます。
作業影響
作業時間内で以下の影響が想定されます。
- OpsRampSaaSを構成しているサーバのアップデート/再起動
- ブラウザのログインセッションが切断されます。Agent/Gatewayのセッションが再接続されます。
- 作業時間中、画面の処理速度の低下が起きる可能性があります。
アップデートに関するお問い合わせはサポートポータルよりお願いいたします。
 
          
