「2025.08-U1」のOpsRamp SaaSアップデートを実施する予定です。以下に、その詳細をご案内いたします。
実施日時
- 2025年9月11日 19:30 - 23:00
アップデート内容
- アップデートの内容につきましてはOpsRampのドキュメントサイトに最新の情報が掲載されております。
Platform
- https://docs.opsramp.com/support/release-notes/2025-releases/platform-2025/platform-2025-08-u1/
リソース管理
新リソースページの「概要」タブで、従来ページの可用性メトリクスが「Availability Metrics」ボタンから直接閲覧可能になり、確認・分析が容易になりました。トレーシング
Service 2.0の「概要」「アラート」「ログ」タブでUIが強化。オペレーションバナー追加や、グラフ・タイルクリックによるAlerts/Logs Explorerへのジャンプなど、分析の即時性・一貫性が向上しています。レポート
可用性レポートにおいて「Included Hours」設定が拡張され、曜日や時間帯ごとの柔軟な分析が可能になりました。「24時間毎日」「平日同時刻」などから選択でき、ビジネス実態に合わせた把握が実現します。パブリッククラウド
Alibaba Cloud連携がSDK V2ベースに刷新され、新たな各種サービスやゾーンに対応。SaaSアプリG2テンプレートも標準化、Merakiでは近隣機器自動検出・トポロジー自動生成を実装しネットワーク可視化が拡充。Kubernetes 2.0 Agent
Kubelet/cAdvisorインフラメトリクスの収集が非対応へ。APIやExporter由来の新指標への移行が推奨されています。メトリクスエンジン
静的しきい値のWarning/Critical範囲で負値を設定できるようになり、温度・電力など負の値が生じる監視項目への柔軟対応が可能です。機能廃止予定
8月をもって旧オートメーションスクリプト機能が廃止。「Scripts v2」(新UI/機能)への移行対応が必要です。
作業影響
作業時間内で以下の影響が想定されます。
- OpsRampSaaSを構成しているサーバのアップデート/再起動
- ブラウザのログインセッションが切断されます。Agent/Gatewayのセッションが再接続されます。
- 作業時間中、画面の処理速度の低下が起きる可能性があります。
アップデートに関するお問い合わせはサポートポータルよりお願いいたします。

澤田 悠
大学卒業後、コンピュータネットワーク関連製品販売会社にて、監視/保守サービス運用のマネジメントを行う。 2015年にVistaNetに入社。現在エンジニアリング部マネージャー。OpsRampの販売、導入支援、日本のPODのサイトアドミニストレータとして活動中。OpsRampの最上位資格:Implementation Expertを取得。